クレーンオペレーターになりたい方、興味のある方へ。

「クレーンオペレーターになりたいけれど、実際にクレーンオペレーターとして働いている人にいろいろな意見を聞きたい。現場にいるクレーンオペレーターを見ていると、楽そうに見える。」
今回の記事では、こういった疑問にお答えします。
先に結論をぶっちゃけますと、クレーンオペレーターは楽です。
■本記事の概要
・クレーンオペレーターが仕事としてオススメな3つの理由 ・給料について ・まとめ
この記事を書いているわたしは、現役のクレーンオペレーターで歴は5年目。
高校を卒業した18歳の頃からクレーンオペレーターとして働き始め、現在は22歳で50トンラフターを担当しています。
いま高校生に戻っても、おそらくクレーンオペレーターとして働く道を選ぶと思います。
現在は出張中で、わりとストレスフリーな生活を楽しめています。
クレーンオペレーターになりたい方、興味のある方は今回の記事をぜひご覧ください。
クレーンオペレーターが仕事としてオススメな3つの理由

現場で働いている職人さんなどはよくお分かりかと思いますが、クレーンオペレーターを見ているとなんだか「楽」そうなんですよね。
いつも下を向いて携帯を触っているような気がするし…
誰からも怒られなさそうで、自由に見えるし…
そこで今からクレーンオペレーターが仕事としてオススメな3つの理由を、現役クレーンオペレーターであるわたしが解説いたします。
1.携帯が触り放題
やっぱりこれは1番に頭に思い浮かびます。
特にわたしのような若い世代の方は、このメリットを強く感じるのではないでしょうか。
おじいちゃんで1日中携帯を触っている人は、あまりいませんしね。笑
もちろんクレーン作業中に携帯を触ることは難しいですが、クレーンオペレーターは待機時間が非常に長い仕事です。
そんな待機時間の時間潰し、人によっては仕事や副業?に役立つのが携帯電話。
冗談抜きで、本当に触り放題です。
クレーンの運転席は1人乗りですし、上司が隣で見張っているなんてこともありません。
わたし自身、クレーンオペレーターになってから携帯のプランを「使い放題プラン」に乗り換えたほど。笑
YouTubeを見ていても良いですし、SNSを見ていても良いです。
携帯を家に忘れてきた日なんかは最悪で、することがなくなります。
わたしも1日だけそんな日がありましたが、その日はひたすらにお昼寝をした記憶があります。
ごくまれにSNSで「携帯を触っていたら現場から出禁を喰らった」といったご意見も見かけますが、そんな現場はこちらからもお断りです。笑
いや、逆になんでダメなの?と。
わたし自身、4年間クレーンオペレーターとして働いていますが、そんな現場は見たことがありません。
ほぼないでしょう。
「仕事中に携帯が触り放題」が1つ目の理由でした。
2.給料が平均より良い
あくまで会社や地域によって異なる部分ですが、平均よりかは良いかと思います。
いつもこの話題を出すと
「そんなことないです!適当なこと言わないでください!」
ここまで強い口調ではないですが、こんなご意見もいただきます。笑
ですから、あくまでわたしの体験談、個人的な意見としてお聞きください。
わたしは18歳からクレーンオペレーターとして働き始めましたが、1年目の月収は¥210,000~¥290,000ほどでした。
手取り額に換算すると、¥160,000~¥240,000ほどです。
平均で手取り¥180,000くらいだったと思います。
お気づきの通り、クレーンオペレーターの給料は毎月変わります。
これは仕事の量だったり、出勤日数によって左右されているからです。
給料が完全に固定給じゃないのは、クレーン会社で大体どこも同じかな?と思います。
これを「不安定」と捉えるのか、「自分の頑張り次第」と捉えるのかは個人の自由でしょう。
わたしは「自分の頑張り次第」と捉え、1年目の頃からわりと頑張って働きました。
そんな頑張りが会社に認めてもらえ、2年目は月収¥230,000~¥310,000くらいになりました。
手取り額で¥180,000~¥250,000ほどです。
平均で手取り¥200,000くらいだったと思います。
3年目からの給料もまとめて紹介すると長くなりますので、後で解説いたします。
高校を卒業した友達の中では、常にトップの金額を稼いでいた(いる)自信があります。
やはり、平均よりかは良いのではないかなと個人的に感じます。
3.肉体的に楽
クレーンオペレーターになってから太ったという話はよく耳にします。
それくらい仕事中に体を動かしません。笑
ほぼ運転席に座りっぱなしで、1日が終わります。
肉体的に疲れるといったことは普通に働いていればほぼなく、疲れるとすれば精神的にだと思います。
(そりゃ夜勤続きとかだと疲れると思いますけど)
肉体的に楽であるといったことは、若いうちはあまりメリットを感じませんが、歳をとってくると感じるかと思います。
よく現場で働いている鳶さんなんかも「歳とったらこんな仕事できねーよ!」と言っていたりもします。
今後の人生を考えてみても、クレーンオペレーターはオススメです✌︎
☑︎クレーンオペレータのデメリット
さて、ここまでクレーンオペレーターの良い面ばかりを話しましたが、デメリットの部分もいくつかご紹介していきます。
みなさまがクレーンオペレーターとして働き始めたからといって、わたしにお金が入るわけでもありませんし。笑
クレーンオペレーターのデメリットを、箇条書きで書いていきます。
・毎日違う職人さん、違う現場での作業があり精神的に疲れる
・朝が早い
・拘束時間が長い
・向き不向きがある
・免許がいる
・給料が固定でない
・正直、現場での仕事のため周りの人間のレベルが低い
・休日に仕事があることがある
・太る
これくらいかな〜と思います。
クレーンオペレーターになりたい方は、これらのデメリットの部分も頭の片隅に置いておいてください。
クレーンオペレーターは現場で「楽」そうに見える
それでも、クレーンオペレーターって現場で「楽」そうに見えますよね。
出番がないと、クレーンオペレーターはほぼ自由です。
携帯を触っていたり、隠れてお昼寝をしていたり。
現場で働いている職人さんで、現在不満を抱えている方はクレーンオペレーターになることを検討してみても良いかと思います。
実際、鳶職からクレーンオペレーターに転職した方もわたしの周りにいらっしゃいます。
「身体的には、本当に楽になった」
とおっしゃっていました。笑
現在職人さんで不満を抱えて働いている人は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょう✌︎
クレーンオペレーターの給料について

先ほどから言っているように、クレーンオペレーターの給料は「平均より上」だと感じます。
もちろん会社や地域、乗るクレーンの大きさによって異なります。
それでもなるべく大手のクレーン会社を選べば、平均よりかは上だと思います。
先ほど、わたし自身の1年目2年目の給料をご紹介させていただきました。
今から「3年目4年目5年目の現在」に至るまでの給料を、書いていきます。
3年目は¥240,000~¥320,000ほどだったと思います。
手取り額で¥180,000~260,000ほど。
平均手取り額は¥230,000くらいでした。
4年目(去年)は、¥260,000~¥360,000ほど。
手取り額で¥200,000~¥300,000ほど。
平均手取り額は¥250,000くらいでした。
そして現在5年目は出張中ということもあり、かなり多くの額をいただいております。
出張中は毎月の給料額がそこまで変わらず、ある程度一定です。
平均手取り額は¥350,000くらいかな〜。
詳しい給料額が知りたい方は、【毎月の給料公開】の記事をご覧いただけると幸いです。
毎月、このブログで自身の給料を公開しております✌︎
コスパは良いのか
コスパに関しては、出張に行けばかなり良いです。
地元で働いていると、普通かなと思います。
ある程度頑張ればある程度の給料をいただけますし、反対に頑張らなかったらそれに見合った給料しかもらえません。
以前、Instagramで仲良くさせていただいているフォロワーさんから
「クレーンオペレーターって、「楽」なことが多く、たまに甘い蜜を吸っている感覚になりますよね^ ^」
とメッセージをいただいたこともあります。
向き不向きがある職業なので、向いている人にとっては「コスパは良い」と思います✌︎
この辺の記事も参考にしてみてください。
まとめ

以上が【クレーンオペレーターが仕事としてオススメな3つの理由】と、それに付随した解説でした。
現場で不満を抱えながら働いている職人さんなんかは、クレーンオペレーターになることを検討してみれば良いのにな〜といつも思います。
わたし個人的には、クレーンオペレーターは「楽」であると考えております。
またSNSでメッセージを受け付けておりますので、ぜひお気軽に✌︎
最後に、オススメの教科書のリンクなんかも貼っておきますね。
それでは本日もご安全に!
また次の記事で
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