【クレーンオペレーター】ラフタークレーンの孫出し/カンタンに解説

クレーンのすべて

ラフタークレーンのオペさんがよく言っている

孫出し

 

 

今回の記事では

・そもそも孫出しとは、一体何なのか。

・孫出しは、いつなぜ行うものなのか

・孫出しの実際の様子

・孫を出すと操作はどうなるの?

を、ご紹介いたします。

 

 

孫出し作業は、慣れると10分。

新人オペさんは最悪の場合、1時間以上かかることも…

 

 

わたしも何度か、失敗しそうになったことがあります。

孫出しはクレーンの事故の件数の、かなり多くを占めています。

 

 

一体なにが、難しいのでしょうか。

一緒に、「孫出し」を紐解いていきましょう。

 

 

どうぞ^ ^


 

 

・そもそも孫出しとは

 

 

 

 

ラフタークレーンには「ジブ」いう、ブームの先端に装着する、秘密兵器のようなものがついています。

ジブは1段だけ、2段式、3段式と、機種によって異なります。

この「ジブ」のことを「孫」と呼びます。

ちなみに、2段目のジブは「ひ孫」と呼び、3段目のジブは「やしゃご」と呼びます。

あなたも母上のことを、お母さんって呼ぶでしょう?(なんかちがう)

 

 

そんな秘密兵器の「孫」を、ブームの先端に装着することを「孫出し」と言います。


 

 

・孫出しは、いつなぜ行うのか

 

 

そんな秘密兵器である孫を、なぜ出す必要があるのか。

秘密兵器なら秘密兵器らしく、1年に1回くらい出てくれば良いのではないのか?

 

 

えぇ、わたしも強くそう思います。

 

 

それをオペさん達は、毎日のように出しては格納をしています。

下手すれば、1週間すべて孫出しなんてこともあひます。

もはや秘密兵器どころか【標準装備】よ、その頻度は。

 

 

先ほども言ったように、孫はブームの先端につけるものです。

わかりやすい画像を拝借。

 

 

赤丸で囲んだところが「孫」になります。

ブームの先端についていますよね。

 

 

ブームの先端につけるということは

「届かない」

「高さ(吊りしろ)が足りない」

「狭い場所に差し込む必要がある(ブームじゃ太すぎて作業できない)」

などの理由があげられます。

 

 

一般的には「届かない」が、孫出しの理由のほとんどです。

届かないということは

「作業半径が遠い」

「高い場所での作業である」

といった「距離」が理由となります。

 

 

先ほどの画像を見てもらうとわかる通り、孫ってメインブームに比べると、かなり細いんですよね。

ですので吊り上げられる重量は、メインブームに比べると軽いモノのみになります。

作業半径によっては、孫を出さずにメインブームのみで作業をした方が良い場合もあるのです。

 

 

それをわかっていない職人さんや監督さんに

「孫出して」

なんて言われると、オペレーターが怒るのもわかります。笑

そのたびに、わざわざ説明するんですけどね…

 

 

そのような職人さんや監督さんは、申し訳ないですがおそらく、オペさんの会社で愚痴られています。笑

「あの監督、なにもわかってないわ〜ムダに孫出させられたよ」

と、いったように…

 

 

会社の営業が現場下見に行って、打ち合わせをした結果の「孫出し」や、重量屋さんが計算をして「孫出し」が必要といったような仕事は、オペレーターも喜んで孫を出してくれると思います^ ^

わたしはそれでもシブシブですが…笑

重量屋さんの仕事で

「高層ビルの屋上から、室外機を撤去する」

といった

「高さが必要な作業」

では、孫出しが多い印象です。

 

 

「孫出しはいつなぜ行うか」をまとめると

・作業半径が遠い

・高さが足りない

が、主な理由になります。


 

 

・孫出しの実際の様子

 

 

コチラは以前、別の記事で載せた動画を、そのまま使わせていただきます。

以前の記事はコチラ↓

 

 

実際の様子はコチラ↓

モザイクで見えづらかったらスミマセン。
改めて撮影しようと思いましたが
面倒くさかったです、スミマセン。笑

 

 

ピンを抜いたり、配線を繋いだり、ワイヤーを掛けたり。

孫出しは手順を守って、何度も確認しながら行います。

 

 

配線を通す場所がマズく、作業中に配線が切れたり…

ピンを入れ忘れて、孫出し中に孫が落下したり…

1つのミスが、まさに命取りになります。

 

 

コレは、装着のとき格納のとき、どちらに対しても言えることです。

ですので孫出しの日は、作業が終了しても孫を格納する最後まで、安心できないです。笑

 

 

はやく帰りたい日は、特に要注意。

体は急いでいても、頭の中ではゆっくりと手順を思いだしながら作業をします。

ちなみに、最新の機種になればなるほど、孫出しは「楽」になります。


 

 

・孫を出すと操作はどうなるの?

 

 

孫は、ブームの先端に装着するモノです。

メインブームの先に、軽いブームをつけて長くしたようなモノですから、いつも通りの操作をするともちろん揺れます。

ですので孫を出した場合は、いつもより操作は慎重に行わなければなりません。

(いつも通りの操作で、ジブ作業をするとかなり揺れます。笑)

 

 

ジブ作業でも、慣れてくると揺らさずに操作をすることができます。

そんなときは、逆にメインブームのみでの作業が短く感じて「とても楽」になります。笑

毎日、高級寿司を食べていると飽きるでしょう?そんな感じ。(なんか違う)

 

 

そしてもちろん、吊り荷は重量が軽いものになります。

参考程度に50トンラフターで、マックス重量は3.5トンです。(目の前で)


 

 

以上

「ラフタークレーンの孫出し」

を、カンタンに解説しました。

 

 

この記事が、あなたの参考になれば幸いです^ ^

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それでは本日もご安全に!

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