新人クレーンオペレーターの方へ。

「先輩オペさんたちはどんな経験をして、どんな考えで今に至るのだろう。いま自分が抱えているこの悩みは、いつか解決するのかな?」
今回の記事では、こんな疑問にお答えします。
先に結論をぶっちゃけますと、わたしが昔の自分に何か言葉をかけるなら
「そのまま焦らず、無事故で乗り続けたまえ」
です。
■本記事の内容
・昔の自分に伝えたいこと ・クレーンオペレーターとして、働き続けた場合のメリット ・まとめ
この記事を書いているわたしは、現役のクレーンオペレーターで歴は5年目。
現在、22歳で50トンラフターを担当しています。
SNSでも積極的に発信をしており、instagramフォロワー数は1,584人。
最近はよくメッセージを通じて、お悩みを相談されることもあります。
わたしも初心者の頃は、いろいろな悩みを抱えた時期もありました。
今回はそんな、昔の自分に伝えたいことも書いていこうと思います。
特に新人オペさんは、今回の記事をぜひご覧ください^ ^
昔の自分に伝えたいこと

先ほども書いたように、昔の自分に伝えたいことで1番に頭に思い浮かぶのは
「そのまま焦らず、無事故で乗り続けたまえ」
と、言うことです。
クレーンオペレーターとして働き始め4年以上経ちましたが、毎年のように次のトン数のクレーンに乗り替わり、今では50トンラフターを担当しています。
もし12トンラフターに乗っている頃に、クレーンオペレーターを辞めていたら。。。
4年後には50トンラフターにまで乗れているのに、もったいないですよね。
これは自慢ではなく、本心でそう思います。
伝えたいことの内容の一部にもあるように、無事故で乗り続けることが何よりも重要です。
わたしのクレーンオペレーターとしての強みは、無事故で乗り続けてきたことです。
思考停止してただクレーンに乗り続けるのではなく、毎日張り詰めた緊張感を持って乗り続けることが大切です。

「偉そうにゆーてるけど、自分も油断しまくりやったで」
。。。。。。つまりは、メリハリが重要と言うことですね。キリッ
わたしも全く事故を起こさなかったのかといえば、そうではありません。
事故報告書を書いたこともありますし、会社にバレていないだけでちょこっと当てちゃったこともあります。

「仲の良い整備士さんは、1人はいた方がええで」
縁石をぶっ壊して帰ってきたときなんかは、仕事終わりに怖くなって、乗用車で現場まで見に行ったほどです。
結局会社にもバレずに、お咎めなしでしたけど。笑
そんな失敗をするたびに
「自分にクレーンオペレーターは、向いていないんじゃないのか」
「毎日リスクがあるこの仕事、もう嫌だ」
そう悩んだこともありました。
幸いわたしは、クレーン操作には自信があったのでクレーン操作で悩むことはありませんでしたが、クレーン操作に自信がない人は悩むこともあるでしょう。

「SNSでもよく、クレーン操作について相談されるで〜」
ですがわたしは
「思考停止せず考え続けて乗っていれば、そのうち掴んでくるもの」
だと思っています。
車の運転のようなものです。
最初は大回りをして曲がっていた道も、慣れてくると内輪差ギリギリを攻めて曲がっています。
家の駐車場なんかは、アクセルを吹かしてバックしちゃいますもんね。笑
実際、クレーン操作と車の運転は似ていると思うことが度々あります。
クレーンに乗り続ける上で大切なことは
「思考停止せず、考え続けながら乗ること」
です。
新人オペさんは、ぜひ意識してみてください^ ^
☑︎あなたの悩みは解決する
先ほども書きましたが、考え続けて乗っていれば誰でもいつしか、コツをつかんでくると思います。
全員が全員そうかと言われますと、これも車の運転と同じで
「本当に向いていない人」
も、いるでしょう。
ですがそんな人は、ごく稀です。
確かに
「クレーンの操作に向いていないから辞めちゃった」
と言う方は、聞いたことがあります。
ですが、そのような方は皆共通して
「いつかポンッと上手くなる」
と、フワフワした期待を自分自身に持っているのではないかと思います。
自分自身がかけた期待に、自分自身が答えることができず、最終的に辞めちゃうのではないかなと思います。
もちろん、苦しい中で無理して続けるよりは、サッと身を引くことも大切です。
ですが、もう少し考え続けて乗ってみれば良いんじゃないかな〜とも思います。
フワフワした期待を抱くのではなく
「どうすれば揺れが止まるのか」
「うまいオペさんは、そもそも揺れが起きていないな」
「たとえ揺れが生じても、すぐにカバーしている気がする」
「レバーを入れるタイミングが重要っぽいぞ」
このように考え続けて乗っていれば、クレーン操作に関してはいつかコツが掴めると思います。

↑こんな状態の可能性もありますしね^ ^
人によっては、悩んでいることがクレーン操作ではなく「働き方」だったり「人間関係」だったりも、するかと思います。
そんな人にオススメしたいのが
「悩まない」
と言うことです。
正確には「悩む」のをやめるでしょうか。
「悩む」と言うことは、答えが出ない問題に対して悩み続けると言うこと。
そんな時は悩まずに、考えましょう。
答えが出る問題のみ考え、ひとつひとつクリアしてきましょう。
仕事以外のことでも「悩まずに考える」は、使える考え方なのでオススメです✌︎
クレーンオペレーターとして、働き続けた場合のメリット

クレーンオペレーターとして働き続けた場合、どのようなメリットが考えられるでしょうか。
箇条書きで書かせていただきます。
- 大きなクレーンに乗ることができる
- 給料が上がる
- 自分に自信が持てる
- 他のクレーン会社に、転職できるスキルが身につく
- ひとりの時間が増えるので、様々な選択の幅が広がる
- 身体的には楽なので、辞められなくなる。笑
ざっと思い浮かぶのでも、このくらい。
わたし個人的には、ひとりの時間が増えたことによって、選択の幅が広がったことが1番大きなメリットでした。
何気なくはじめたクレーン関係の発信。
ブログは特に自分自身も学ぶことが大量にあり、ブログを始める選択をしてよかったな〜と思います。
今では「ビックレマンシール」と言う、クレーンのホログラムシールも販売しようとしていますし。笑
これも考え続けて行動してきたことの、恩恵かなと思います^ ^
「継続は力なり」
クレーンオペレーターとして働くことにも、趣味や自分の仕事に関しても、共通して言えることです。
ぜひみなさまも何かひとつ、継続して続けてみてはいかがでしょう^ ^
☑︎デメリット
クレーンオペレーターとして、働き続けたことによって起こる可能性のあるデメリットの部分も、箇条書きで書いていきます。
- 楽だと感じて、辞められなくなる(クレーンオペレーターしかできなくなる?)
- 精神的に疲れがたまる
- 動かないので、太る
ざっと思いつくのは、この辺り。
わたしは正直、クレーンオペレーターとして働き続けたからといって、何かデメリットを感じているかと言われると、そうではありません。
むしろ、いま高校卒業後に戻ったとしても、クレーンオペレーターになることを選ぶと思います^ ^
心底、自分に向いていたようです。笑
まとめ

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
わたしはもう一度高校卒業後に戻れたとしても、クレーンオペレーターになることを選ぶと思います。
「そのまま焦らずに、無事故で乗り続けたまえ」
その時の自分には、ぜひこの言葉をかけてあげたいです。笑
今回の記事を読んでくださった新人オペさんが、少しでも気持ち的に楽になれれば幸いです^ ^
また、SNSでいつでも相談を受け付けておりますので、困ったことがあればぜひメッセージをください!!
今回の記事がすこしでも、あなたの役に立てれば幸いです^ ^
それでは本日もご安全に!
また次の記事で
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