【クレーンオペレーター】が思う【上手い無線合図】

おつかれさまです。

今回の記事では

クレーンオペレーターが思う上手い無線合図

を、ご紹介していきます^ ^

 

 

クレーン作業では「オペレーター」であるわたしたちから、全く見えない場所での作業をすることが多くあります。

そのような場合は、無線機を使用して作業をします。

(目の前が「壁」のみ、な時も全然あります。)

こんな感じ

無線作業時は、無線機を持っている職人さんがわたしたちの「目」です。

わたしたちオペレーターは無線合図を信用するしか、作業をする方法はありません。

(大型のクレーンはカメラが付いています。)

責任重大な無線合図…

職人さんの技術によって「上手い下手」が大きく分かれます。

 

 

今回の記事で紹介する

上手い無線合図

を、職人さんはぜひ意識してみてください^ ^

※個人差があります

クレーンオペレーターのみなさまは

「わかる〜」「あるある〜」

と、共感して見ていただけると、より楽しめます。笑

それではどうぞ


 

 

「○m旋回〜○m親スラ〜○mおろして〜」

何m移動させるか言ってくれる職人さん。

“数値”としてわたしたちに伝えてくれるのは、非常にありがたいです。

クレーン車はコンピューター制御がされています。

そのコンピューター画面には、作業半径やフックの高さなど距離が、数値として「m表示」されています。

コンピューター
通称:AML画面

ですから、数値として「○m下げてください」と、言ってもらえると非常に助かります。

ですが、ここで注意点。

「適当な数値は言わないでね。笑」

 

 

例えば

「はい、オペさん5mほど親スラ〜(ブーム倒し)」

と、言われるとコチラも

「5mならまぁまぁ倒しだな」

と、レバーをある程度強く入れます。

なのに、2mほど倒した段階で

「はい、ストップ〜」

と、言われてしまうと急に操作を止めなければならず、吊り荷が「大きく揺れて」しまいます。

吊り荷が揺れると、人や物にぶつかる可能性があり大変危険です。

しかもオペレーターが見えていない場所での揺れなので、さらに危険です。

 

 

職人さん側は、大きくかけ離れた数値を適当に言わないこと。

(わからないなら言わないほうがマシです)

オペレーター側は、合図を鵜呑みにして思い込み操作をしないこと。

「5mなら3〜7mの間だな。」

と、それなりに合図を聞き流すことも重要かもしれません。笑

(上手い無線合図をする人は、だいたい何mか本当に当たってます。笑)

ぜひ意識してみてください^ ^


 

 

言葉遣いが丁寧、優しい

1日中、無線作業な日もあります。

わたしは個人的に、ネガティブな言葉を聞くのが嫌いで…

「ッチ!なんやねんコレ!どかしておけや!オイ!(職人さん同士で)」

と、コチラに言っているのではないと分かっていても嫌な気分になります。

そして、それが丸一日続きます…

 

 

合図が上手な職人さんは、言葉遣いも丁寧で無線をもらいにくるときは

「おはようございます^ ^お願いします〜」

と言ってくれます。

作業時は

「あと2つおろしたら、10時ごろまでしばらく待機していてください〜」

(この場合は、「残りの吊る回数」と「10時までは待機だから自由にしてて」という2つのメッセージを読み取れます。大感謝)

 

 

無線機をもらいにくるとき

「オペさん無線」

と、素っ気なく言ってくる方。

ずーっと親スラなのに

「親スラ〜」

のみの合図だと、コチラも

「ずっと親スラって言えよ!」

と、なっちゃうことがあります…

(オペさんは機械じゃないよ「人間」だもの)

 

 

性格の良さは、無線合図にでる気がします。

オペレーターはなにも見えない作業中、基本的に不安なので、優しくしてもらえると助かります^ ^

すこし気遣ってやってください。


 

 

ほどよい距離感を保ってくれる

※すこし無線合図からズレた内容です。笑

無線作業中は無線合図はもちろん、談笑をしてコミュニケーションをとることがあります。

とくに歳が近い職人さんとの無線作業だと、談笑が多くなる傾向にあります。

あとは直感的に「気が合いそう」な人とだったり。

 

 

「ほどよい距離感を保ってくれる」

とは、どういうことかと言いますと要は

コミュニケーションがうまい人

です。

気さくに話しかけてくれる人や、コチラの話を聞いてくれる「聞き上手」な人。

 

 

あとは、コチラ側があまり話をしたくない時や、疲れている時。

そのような時は気をつかって、無駄に絡んでこない人は

「ほどよい距離感を保ってくれている」

と感じます^ ^

 

 

逆に

  • 1を聞くと、5返してくる人
  • 常に上から目線
  • 絶対に敬語を使わない(タメ口)

このような方は、わたしはあまり好きではありません。

「ほどよい距離感を保つ」

言葉にするとすこし難しく感じますが、コミュニケーション能力が高い人は、自然にできていると思います。

ぜひ意識してみてください^ ^


 

 

ある程度の場所を、事前に言ってくれる人

これができているのと、できていないのとでは

大違い。

詳しく説明します。

 

 

例えば荷揚げ作業のとき、普通は

「下で玉掛け者」

「上に無線合図者」

がいます。

下にいる玉掛け者が、玉掛けをしてわたしたちクレーンオペレーターは荷物を吊り上げていきます。

この荷物を吊った最初の段階の方で

「オペさん、さっきの場所と同じくらいに持っていってください〜」

「右奥の方です〜」

「さっきのところから3mほど手前です」

と言われると、非常に助かります。

ある程度目星がつけられますし、ようは「楽」です。

 

 

逆に

「親スラ〜、はい右〜、はいもうチョイ親スラ〜」

のような合図だと、目星がつけられず運転しにくいです。

おそらく、そのような合図だと荷物も揺れています。

ぜひ

「ある程度の場所を事前に言う」

を意識してみてください^ ^


 

 

無線機を使わない場合はすぐに切る

ある程度、クレーン作業がキリの良いところで終わった場合、すぐに無線機の電源は切ってほしいです。

これはバッテリーがもったいないとかではなく、ただ単純に

 

 

うるさいから。

 

 

現場作業は、大きな騒音を出すこともあります。

イヤホンタイプの無線機を使っている場合は、職人さんが”ハンマーで金属を叩く音”を耳元で聞かなければなりません。

そのような場合、わたしは

「無線機切っておきますね〜」

と、自分から言います。

しかし、なかなか言い出せないオペさんもなかにはいらっしゃいます。

職人さんから

「クレーン作業一旦大丈夫だから無線機切っておきますね〜」

と、言われたほうがやはり助かります。

(○時までクレーン作業ないから待機しててとかだと、最高。)

 

 

「無線機を使わないなら切る」

ぜひ意識してみてください^ ^


 

 

同じ合図を何度も繰り返さない

これは「せっかちな職人」さんが、やりがちな合図方法だと思います。

例えば

「はい、オペさん、スラスラスラスラ〜はい、スラスラスラ〜」

「はい、右〜右〜右〜右〜右〜右〜」

など。

うん

1回でええねん

 

 

なぜ何度も繰り返すのでしょうか?

※冗談ではなく、このような人本当にいますからね

助けてリヴァ兵長。

そのような合図をされると、コチラも焦って急なレバー操作をしてしまいそうになります…

本当に危ないからやめてください。

 

 

上手い合図をする職人さんは

「はい、オペさんスラ〜…はいスラ〜…はーいストップ〜」

と、ほどよい”間隔をあけて”合図をしてくださります。

(間隔をあけすぎても分かりづらいので、慣れるまではすこし難しいかもですが…)

「同じ合図を何度も繰り返さない」

ぜひ意識してみてください^ ^


 

 

無線合図に集中する

「当たり前」と思われるかもしれませんが、これができていない職人さんはチラホラいます。

例えば無線合図中に他の職人さんと喋る人。

「オペさん、スラ〜、オーイそれあっちに持っていって〜、はい、スラ〜」

その合図

危ないわ。

無線合図中は、無線合図をすることに集中してください…

このような合図をされたら、一旦操作は止めちゃってもいいと思います。


 

 

仕事ができる人が無線相手

わたしたちクレーンオペレーターと接する無線相手のかたが、仕事ができない職人さんだと、それは最悪。。。

無線相手が下っ端?あまり仕事ができない人の場合、無線機の奥で

「オイ、親スラや!」

「ストップ!一回止めて!」

という声が、聞こえてくることがあります。

無線機を持っている職人さんは、その親方や仕事ができる人たちの声を聞いて、わたしたちクレーンオペレーターに

「親スラ〜、はい、ストップ〜」

と、合図をします。

 

 

それ

二度手間です。

 

 

無線機の奥の方で、なんとなく合図が聞こえていると、無線の合図かどちらの合図を聞けばよいのか、わからなくなります。

(タイムラグもありますしね)

そして、無線相手の合図を信用できません。

他にも

「はい、ストップ〜オペさんちょっと待ってて〜

(スミマセン!これどこに置いておけばイイですか〜?了解です!)

はい、オペさん親スラ右〜」

 

 

あんたが今聞きにいった親方が、無線を持ってくれ…

(そりゃ親方さんも別の仕事があるんだろうけど…)

作業もスムーズに進みませんし、作業中コチラはストレスを感じちゃいます。

逆に仕事ができる職人さんが無線相手だと、作業の工程やつぎに吊る荷物の場所などが頭に入っており、スムーズに作業が進み仕事がはやくおわります。

「仕事ができる人」が無線を持つ。

ぜひ意識してみてください^ ^


 

 

以上。

【クレーンオペレーター】が思う【上手い無線合図】

でした。

(クレーンオペレーターである「わたしが個人的に思う」上手い無線合図。いつも通り個人的意見全開でスミマセン。笑)

みなさま、どうでしたでしょうか?

 

 

最後に今回の記事をまとめます。

「○m旋回〜など、数値で言ってくれる」

「言葉遣いが優しい、丁寧」

「ほどよい距離感を保ってくれる」

「ある程度の場所を、事前に言ってくれる」

「無線機を使わない場合はすぐに切る」

「同じ合図を何度も繰り返さない」

「無線合図に集中する」

「仕事ができる人が無線相手」

 

 

全てのことに共通して当てはまるのは

「相手の立場に立つ」

だと思います。

クレーン車を使って仕事をする職人の方々、クレーンオペレーターの方、共感して見ていただけたのなら幸いです^ ^

今回の記事が、あなたにとって有益なものでありますように。

それでは本日もご安全に!

また次の記事で

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